「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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SWING GIRLS

 スペシャル・エディションを入手。未見であり、特に贔屓の役者さんもいないのに何故スペシャルなのかと言うと、中古屋がスタンダードと同じ値札を貼ってたから。お買い得なので素知らぬ顔でレジへ。コレで特典DISK入ってなかったら笑うなぁと思ったけど、ちゃんと2枚あった、ラッキー。
 ようやく劇場公開時にネットで好評だった本仮屋ユイカさんを確認しました(僕はテキストだけ読んで殆んど映像・画像をチェックしない人なのです)。すっごく美味しい役だったんで評判の良さには納得。僕はベースの娘が好みですが。どーでもいいですね、はい。

 これ評価が難しい作品です。娯楽作品としては申し分ない楽しさなんですが、2時間弱の映画としてはまとまりが悪いです。テレビシリーズの総集編を見てるような感じで、ストーリーの雑さが気になります。特に序盤の『少年が必死にメンバーを集める理由』と『ガールズたちが高価な楽器を買ってまでジャズにはまる過程』に説得力がない。ぼくは、「吹奏楽部を退部しようとしてた少年が何故この状況で?」、「何でジャズなの?別に吹奏楽でもロックでもいいんじゃね、演奏できれば?」と思ってしまった。テレビなら数話使って説明するところを大胆に編集してみましたって感じなんですけど、"Girls meet Jazz!!!"ってテーマでそこ端折っちゃダメだろ。
 それはさておき、実際に出演者たちが演奏しているというセッションが増える後半はノーテンキに楽しめます。ガールズの皆さんご苦労様でした。メインメンバーの方が明らかに下手(除くb&ds)なのは演技の負担がそれだけ多いって事なのでご愛嬌。特にtpのソロはよく頑張った。Make her mineのアレンジがカッコイイ。

 あと特典DISKのサイドストーリーはガールズファン以外にはとるに足らない内容のものばかりです。基本的に学芸会レベルの演技だし。ただ、1本だけガールズ抜きで弁当屋さんにスポットを当てた話があってこれは面白かったです。まあ、わざわざDVD買う層はメイキングやロケ地ガイドなんかも観たいでしょうからスペシャル・エディション(あるいはプレミアム)を買うんじゃないかと思うんですが、正直この価格差はふっかけ過ぎだと思いますよ。

スウィングガールズ スタンダード・エディション スウィングガールズ スタンダード・エディション
上野樹里 (2005/03/25)
東宝

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タイムマシン

 超有名英国人作家H.G.ウェルズの原作ではロンドンだった舞台を敢えてNYに変更したら、9.11のテロのせいでNYの崩壊シーンが丸ごとカットになった曰く付きの作品。ワゴンセールでちょっと可哀想なお値段で売られてたので保護。まあ、値段に違わぬバカ映画で僕的には満足。映画の7割が80万年後の原始世界での戦いってのを筆頭にツッコミどころ満載の内容です。僕が子供の頃読んだタイムマシンは階級社会を風刺したSF(もっとも風刺だったと理解したのはもちっと大人になってからですが)だった筈ですが・・・。もうネタバレで構わないだろうから書いちゃうよ。

 見た目従来型の頭脳労働タイプに見える科学者が、ロッククライミングをこなし人食い人種とバリバリ戦うってのも無理があるけど、特に酷いのは主人公の(と言うより脚本家の)忘れっぽさ。そもそも恋人を死から救うためにタイムマシンを開発したものの過去は変えられなかったってのが初期設定なんですが、未来になら答えがあるかもと旅立った瞬間から死んだ恋人の事なんかすっかり忘れてる主人公。テレパシーで何でも判る敵の親玉に不意打ちを仕掛ける主人公(しかも、あっさり引っかかる敵)。6億年後の世界に辿り着き相変わらず敵が支配しているのを知ると、80万年後の世界に戻り「未来を変えてやる」とかいって敵を殲滅、過去は変えられないって事をきっちり忘れてる主人公。そして親玉が「コロニーは他にもある」っていってた事も忘れ、未来を変えた気になったままハッピーエンドで本編は終わるわけですが、もしかして「過去も未来も関係ない、忘れるのが一番」って結論なんでしょうか?

タイムマシン 特別版 タイムマシン 特別版
ガイ・ピアース (2004/12/03)
ワーナー・ホーム・ビデオ

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ミスティック・リバー

 劇場公開時「もうひとつの「スタンド・バイ・ミー」を見るために、あなたは大人になった。」ってコピーにつられて観に行って、甘いノスタルジーとか全然なくて、連れは「騙された!」と憤ってたけど、僕はこういう地味で暗い群像劇は大好きです。もちろんコピーが大嘘なのは認めるけどね。この映画はミステリーじゃなく古典的悲劇なんで、「川底に広がる闇が、あらゆる罪を覆い隠す。」っていうDVDのコピーもどうかと思うよ。とにかく後味悪いのが嫌な人にはオススメできない。

 この映画は、冒頭の仲良し少年時代の悲しい事件がトラウマとなり、25年後に異なる立場で殺人事件に向きあう3人の男達の物語です。描かれなかった空白の25年間に何が起こり何に目を背けて生きてきたか、あるいは描かれないラストシーン後の登場人物のそれぞれの人生を想像して楽しむ映画なんじゃないかと思います。

 今回DVDで見直してみて改めてティム・ロビンスの演技の凄さに感嘆。オスカーでこんなのを敵にまわした渡辺謙は災難でした。あと、少年時代のショーン・ペンが本人に似すぎで、全然笑うとこじゃないのに笑ってしまい劇場で浮いてしまったのが思い出です。

ミスティック・リバー ミスティック・リバー
ショーン・ペン (2005/04/22)
ワーナー・ホーム・ビデオ

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