「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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笑の大学

 西村雅彦×近藤芳正の二人芝居で好評を博した三谷幸喜の舞台劇の映画化。僕はこの芝居は観てないんですが、10年ぐらい前にオンエアされたラジオドラマをたまたま聞いています。その時は三宅祐司×坂東八十助で、坂東八十助が妙に面白かった記憶があります。ただ、これは全編大爆笑っていうコメディではないし、ウディ・アレン的な笑いが駄目な人にはお薦め出来ない。
 そんな訳で観る前から役所広司×稲垣吾郎というキャスティングは疑問視してました。歴代キャストを考えれば稲垣君だけが見劣りするのは明らかですよね。でもそんな事は撮る方も脚本書く方も折込み済みで、主役は完全に役所さん一人に絞り込まれてたし、期待に違わぬ熱演を奮ってました。だからまあ稲垣君は無難に脇役をこなしてたと思う。よく頑張ったといってもいい、許してあげようよ。
 ストーリーはしっかりしてるし、二人芝居の映画化も意外に上手くいってる。全体的にはいい映画の範疇なんだけど、どうにも厳しいのは演出。妙なアップが多すぎるし、「さぁ、ここで笑って!ここで泣いて!!」という感じで、押し付けがましく全体にクドい。このクドさが特に終盤をひどく退屈なものにしてると思います。ラストはもっと洗練されてる方がいいですよ。
 この映画は決め台詞「さるまた失敬!」(こりゃまた失敬のもじり)をはじめ、駄洒落が多く散りばめられてるんですが、どう翻訳したのかDVDには英語字幕がついてます。本当にこの英訳で笑えるのかスキルの低い僕には皆目見当が付かないんだけど、英語が得意な人にはこの辺りも注目なんじゃないかと。
 それにしてもエンド・クレジットにある木梨憲武の出演場面が未だにハッキリしないですが・・・。

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役所広司 (2005/05/27)
東宝

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シークレット・ウインドウ

 ジョニー・デップのファンの方々。本編は9割がた彼の出番で占められてます。彼にとっても実にやりがいのある役だったろうと思います。彼の熱演を存分にお楽しみください。この映画はジョニー・デップを観る映画なのです!

 スティーブン・キングのファンの方々。いつも通り、「キングの小説を映像化するのは難しい。」という感想になるかと思います。でも、「ああ、キングだ!」とうなずくディティールも多々あります。暖かい目で見つめましょう。

 サスペンス・スリラーのファンの方々。殺人が起こる前に、下手すると冒頭のシーンだけでオチが読めるかもしれませんが冷静に。全編見終わったあとで、「なるほど!」と納得する点も非常に少なくて、伏線っぽく蒔かれてるネタの殆んどは拾われませんが落ち着いて。全神経を集中して監督が用意した巧妙な伏線を見つけてあげてください。メイキングを見て判明したんですが、どうやら監督の脳内では観客を騙したり混乱させるシーンが随所に散りばめられているようです。ただ素人は見過ごし易い。演出マニアじゃないと感じ取れない領域だと僕は思いますがそういう事です、頑張ってください。

シークレット・ウインドウ コレクターズ・エディション シークレット・ウインドウ コレクターズ・エディション
ジョニー・デップ (2005/04/22)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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