「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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2010アカデミー賞

・【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲 30~40代監督席巻で世代交代の波?(cinemacafe.net)

 前半の批評家賞では独走状態だった『ソーシャル・ネットワーク』が後半戦の組合賞では『英国王のスピーチ』に敗れ続ける展開だった今年の賞レース。その流れのままに12部門ノミネートの『英国王のスピーチ』が最多4冠を主要部門で揃えての圧勝でした。キャスト部門も鉄板の4人が危なげなくゲット。他には『インセプション』が技術部門中心で4冠、『ソーシャル・ネットワーク』がスタッフ部門で地味に3冠、10部門ノミネートの『トゥルー・グリット』は全ての受賞を外す悲惨な結果に。

【主要部門賞】
 作 品 賞 『英国王のスピーチ』
 監 督 賞 トム・フーパー     『英国王のスピーチ』
 脚 本 賞 デヴィッド・サイドラー 『英国王のスピーチ』
 脚 色 賞 アーロン・ソーキン   『ソーシャル・ネットワーク』
 主演男優賞 コリン・ファース    『英国王のスピーチ』
 主演女優賞 ナタリー・ポートマン  『ブラック・スワン』(G.W.公開)
 助演男優賞 クリスチャン・ベイル  『ザ・ファイター』(03/26 公開)
 助演女優賞 メリッサ・レオ     『ザ・ファイター』
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2010ゴールデンラズベリー賞

・毎年恒例、オスカー前夜に最低映画を表彰する第31回ゴールデン・ラズベリー賞発表(cinemacafe.net)

 最多9部門でノミネートの『エアベンダー』が5冠達成で、もはやオリジナルだろうと脚色だろうとシャマランは最低なのだと言う事が目の当たりに。同じく9部門で候補の『エクリプス』は助演男優賞獲得もこの人は『エアベンダー』にも出演しており実質無冠に等しいわけで明暗はクッキリ。他に目立ったのは3冠の『セックス・アンド・ザ・シティ2』で、サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、クリスティン・デイヴィス、シンシア・ニクソンの4人で主演女優賞、オールキャストでスクリーンカップル賞受賞とさんざんな評価です。


【主要部門賞】
 作 品 賞 『エアベンダー』
 監 督 賞 M・ナイト・シャマラン 『エアベンダー』
 脚 本 賞 M・ナイト・シャマラン 『エアベンダー』
 主演男優賞 アシュトン・カッチャー 『キス&キル』『バレンタインデー』
 主演女優賞 4人の女友達      『セックス・アンド・ザ・シティ2』
 助演男優賞 ジャクソン・ラスボーン 『エアベンダー』
                       『エクリプス/トワイライト・サーガ』
 助演女優賞 ジェシカ・アルバ    『キラー・インサイド・ミー』『Little Fockers』
                       『マチェーテ』『バレンタインデー』

シャッター アイランド

 「精神障害犯罪者だけを収容する孤島で女性患者が煙のように消え主人公は捜査に乗り出すが・・・」という設定を聞いただけでも多くの人が予想する新味のないトリックなのに、わざわざ映画冒頭にお節介な注意事項を追加し「謎解き」や「衝撃のラスト」を強調しまくりガッカリ感を増幅して足を引っ張った配給会社に喝。作り手の狙いは明らかにそんな方向にはなく、むしろ早々にカラクリに気付かせる違和感をあからさまに与えており、観客が脳内で真相を再構築しながら観賞する事を前提に作られてる節すらあります。とにかく、バカ正直に謎ばかり追ってちゃ楽しめない構造なのです。ミステリーじゃなくダーク系ヒューマンドラマとして見応えのある作品。

 これは謎解きよりもムードを楽しむ映画です。孤立した場所、断崖、螺旋階段などが用意され、『レベッカ』のような設定に『めまい』のような演出と不自然なカメラワーク、其処彼処にヒッチコック・タッチが散見します。美術や音楽もそれっぽくていい雰囲気でした。
 ラスト3分の穏やかな表情のディカプリオと最後の台詞の意味を考えれば、種明かしで観客にインパクトを与える意図があったとは考えにくく、スコセッシ監督はエピローグの大オチのために主人公の心の傷や心理的不安・恐怖を格調高く描いたのだと思います。実際、この幕引きにはガツンとやられました。

 そんなわけで騙そうとしてないのに「トリックが読めてツマラナイ」とか言われちゃう事には同情的なんですが、真相を明かされても納得性が低かったり動機に無理があったりプロット自体の出来の悪さは否めません。それにわかりきった答え合わせに時間を使いすぎなのもイライラしました。そこをカットして2時間以内に収めてくれれば結末の重みが増したと思います。

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レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ 他

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2010日本アカデミー賞

・第34回日本アカデミー賞優秀賞 発表!(日本アカデミー賞公式サイト)

 完全に大手配給のヒット作優位の為に時折おバカな選考結果となる日本アカデミー賞ですが、今年は3強が全て東宝配給で興収も10億円超となってるのでサプライズは無し。作品・監督・脚本の主要3賞を『告白』が押さえれば、キャスト部門は『悪人』が4冠を独占し、『十三人の刺客』は技術部門で席巻と、見事に分かれたのが印象的でした。

【主要部門賞】
 作 品 賞 『告白』
 監 督 賞 中島哲也  『告白』
 脚 本 賞 中島哲也  『告白』
 主演男優賞 妻夫木聡  『悪人』
 主演女優賞 深津絵里  『悪人』
 助演男優賞 柄本 明  『悪人』
 助演女優賞 樹木希林  『悪人』
 外国映画賞 『アバター』

運命のボタン

 「ボタンを押せば100万ドル、ただし見知らぬ誰かが死ぬ」。この設定を聞いた時に脳裏に過ぎったのは『ヒッチコック劇場』や『ミステリー ・ゾーン』などの古き良きSF風味TVサスペンス。だから、真っ先に考えたのは「これって30分かせいぜい1時間のネタじゃね?」と言う事。そして、予想通りに無意味な探偵ごっこと予想を超えて意味不明なSF展開で引き延ばされておりました。はっきり言ってこの辺りが面白くないです。加えて、シニカルというよりアンフェアな後付けルールを持ってこられちゃ観客に拒絶反応を起こしてくれと言ってるようなものですよ。もっとスマートに纏まってればああいう幕切れも悪くないのですが。

 意外な展開続きで話が何処に転がっていくかわからず退屈はしませんが、とにかくストーリーの膨らまし方が中途半端。主人公が脚に障害を持ってるという設定が今一つ活かせてませんし、この話にNASAや火星が必要だったとも思えません。ピースサインとか図書館の顛末とか水のゲートも何がしたかったのか謎です。サルトルの思想が解ってるとピンと来るのかも知れませんが、哲学とトンデモSFの食い合わせは究めて悪く、善良につつましく生きてる女を経済的に追い込んで罠にかけるという安手のポルノみたいな展開も不可解。なんで普通に利己主義を戒める寓話にしなかったのでしょうか。

 わざわざ70年代設定で作ってるのは拘りの原作準拠なのでしょうか。エンドクレジットで知ったのですが原作は『地球最後の男』『縮みゆく人間』などの古典SF作家リチャード・マシスン。この人は『ミステリー ・ゾーン』のメインライターの一人でもあります。つーか、調べたら85年の『新トワイライト・ゾーン』でこの話が映像化されてて、映画で旦那さんが懸念してるのがオチだったようです。当時、観てると思うんですが全然記憶にありません。原作の方も気になって試しに我が家にあった『激突!』の原作本を捲ったら巻末の訳者解説にオチまで載ってやがりまして、これもありがちだけど冷笑的な幕引きのようです。
 ところで、キャメロン・ディアスがすっかりオバサンになってますけど、『私の中のあなた』ではここまで酷くなかったから70年代っぽい役作りとダーク系の演出に因るものでしょう。爽やかな笑顔とコメディの印象が強いキャメロンやジェームズ・マースデンを真逆の役で起用したのは皮肉たっぷりな本作らしくて良いと思います。

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キャメロン・ディアス、フランク・ランジェラ 他

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2010映画興行収入ベスト

・興行収入上位作品(日本映画製作者連盟)

 長らく続いた「邦高洋低」。しかし、2010年は洋画が大幅に巻き返しております。なんたって100億円超が3作もありますから。まあ、この上位3作は全て3D映画であり、入場料も割高になっていることを鑑みると数字ほど躍進でもないのかもですが。そして、3Dで業界ウハウハかというと平均入場料金の伸びしろはさほどでもないというのが・・・。
 邦画上位はTVドラマ(5本)・ファミリーアニメ(4本)で占められ、殆どがフジテレビ絡みという極端な結果に。漫画原作も目立ちます。一方、洋画は続編・リメイクがなりを潜めたのが特徴で、オスカー受賞作『ハート・ロッカー』が大コケというのも印象深いです。

【日本映画ベストテン】
1位 『借りぐらしのアリエッティ』
2位 『THE LAST MESSAGE 海猿』
3位 『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』
4位 『ワンピース フィルム ストロングワールド』
5位 『劇場版 ポケットモンスター ダイアモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク』
6位 『のだめカンタービレ 最終楽章 前篇』
7位 『告白』
8位 『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』
9位 『SP The Motion Picture 野望篇』
10位 『名探偵コナン 天空の難破船』

【外国映画ベストテン】
1位 『アバター 』
2位 『アリス・イン・ワンダーランド』
3位 『トイ・ストーリー3』
4位 『カールじいさんの空飛ぶ家』
5位 『バイオハザードⅣアフターライフ』
6位 『インセプション』
7位 『オーシャンズ』
8位 『ナイト&デイ』
9位 『シャーロック・ホームズ』
10位 『ソルト』

インセプション

 国内興収30億円超と大ヒットした上に「ベスト・オブ・ベスト アワード2010」で堂々2位に食い込むなど、どうやらマジで一般ウケしてるらしい事に驚かされた本作。難解な設定に賛否両論必至の夢ネタで普通の映画よりハードルが高い上に、クリストファー・ノーラン監督の趣味丸出しのフィルム・ノワールなのに。『ダークナイト』がヒットしなかった国で絶賛の嵐を目の当たりにすると、「皆さん、何者かにインセプションされちゃったんじゃないですか?」と問いかけたくなります。個人的には睡魔と闘うのに苦労したし。

 「夢の共有におけるメリットとリスク」「夢の階層化と移動のルール」「体感時間の変化と上位層の干渉」あたりは最初の1時間をチュートリアルに費やしてくれるおかげで普通に理解できるし発想自体も魅力的。雰囲気もスタンリー・キューブリックを彷彿させ凄く興味深かったですし、散りばめられた古典映画ネタも趣あり。パリのシーンや無重力アクションなど特殊映像は総じて面白かったし、シニカルで緻密な世界観をきちんと構成し独特の閉塞感を映像化した監督の手腕も素晴らしいです。これで主旋律が他人の夢を荒らしまくる産業スパイチームの大活劇であったなら凄く楽しめたと思うのですが、話はセンチメンタルな主人公のトラウマ克服という地味で意外性の無い方向に注力され・・・。

 吹き替え版の情報量ならもっと嵌る要素が発見されるかと期待してDVDで再観賞してみたわけですが際だった収穫は無し。むしろ、上辺は小難しそうだけど実は捻りも無い一本道のストーリーという印象が強まってしまいました。異なる世界の出来事が3つも4つも同時進行する点はグレートだけど、本質的に脚本の出来はあまり良くないと思いますよ。
 特に「夢の中で死んだら目が覚める」というルールを徹底せず、「今回は脱出不能の最下層に落ちちゃう」なんて後付けし、挙げ句に「脱出は可能、経験済」となる流れは酷すぎます。いつ死んでもOKじゃアクションに緊迫感なんて生まれません。大体、常套の緊急脱出法が使用不可なら作戦開始前にメンバーに周知徹底しとかなきゃ拙いですよ。「ミッションを破壊する女の登場は主人公が原因」ってのが冒頭のミッションで明示されてるのに無策で突撃というのも腑に落ちず、設計士の迷路設計能力を全然活かせてないのも気になりました。
 一番の問題は主人公のディカプリオが全能すぎる事でしょうね。奴は最も夢世界の構造に精通してるし、イドの怪物たる女房の問題もきちんと把握してるわけで、結局エレン・ペイジも渡辺謙も関係なく一人で全てに決着を付けちゃうわけですよ。意味ありげなラスト・シーンだって主人公が全てを掌握し望んで其処にいるのは明らかなんで、其処が夢か現実かで物議を醸してもあまり意味がないのであります。我々の暮らすこの世界の現実性を問うても仕方ないように。

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2010アメリカ映画4大組合賞の結果

・アカデミー賞前しょう戦で大波乱!「英国王のスピーチ」が米製作者組合賞(eiga.com)
・これでオスカー受賞は確実!? 『英国王のスピーチ』が全米監督協会賞受賞(cinemacafe.net)
・全米脚本家組合賞で『インセプション』がオリジナル脚本賞を受賞(シネマトゥデイ)
・映画俳優組合賞(SAG賞)発表!ゴールデン・グローブ賞をなぞる結果に!賞レースは『英国王のスピーチ』一人勝ちか(シネマトゥデイ)

 批評家賞では圧倒的だった『ソーシャル・ネットワーク』ですが、ここに来て急ブレーキ。アカデミー賞では8部門ノミネートに留まり、12部門の『英国王のスピーチ』、10部門の『トゥルー・グリット』の後塵を拝したばかりでなく、同じ組合賞の「米製作者組合賞(PGA賞)」「米監督組合賞(DGA賞)」「米脚本家組合賞(WGA賞)」「米映画俳優組合賞(SAG賞)」でも軍配は『英国王のスピーチ』に。アカデミー会員の爺さま達はフェイスブックに興味が無さそうに思えるので、オスカー争奪戦の潮目は完全に変わったと見ます。俳優賞の方はBFCA賞、GG賞と全く同じ面子が今回も並び本番もこの4人で鉄板の様相。唯一厳しそうなのが脚本賞の『インセプション』。ノーラン監督が監督賞ノミネートに漏れてるぐらいだし、WGA賞では対象外だった『英国王』がオスカーには参戦してますし。

【主要部門賞】
(PGA賞)
 作 品 賞 『英国王のスピーチ』(02/26 公開)
(DGA賞)
 監 督 賞 トム・フーパー      『英国王のスピーチ』
(WGA賞)
 脚 本 賞 クリストファー・ノーラン 『インセプション』
 脚 色 賞 アーロン・ソーキン    『ソーシャル・ネットワーク』
(SAG賞)
 作 品 賞 『英国王のスピーチ』
 主演男優賞 コリン・ファース     『英国王のスピーチ』
 主演女優賞 ナタリー・ポートマン   『ブラック・スワン』(G.W.公開)
 助演男優賞 クリスチャン・ベイル   『ザ・ファイター』(03/26 公開)
 助演女優賞 メリッサ・レオ      『ザ・ファイター』

ゴールデンスランバー

 約10年の活動で既にこれが映画化7作目となる超ベストセラー作家・伊坂幸太郎。その現時点での集大成と評されているのが本作で、DVD観賞を前に先ず読んだ原作小説は噂通りに面白かったです。同時に「これを映画にするのは厳しいなぁ。」とも。
結論から言えば、なんとか原作の持ち味を壊さないで映像化に成功してるしエンターテインメントとしては十分に楽しめます。シリアスなサスペンス・ミステリーとしてでなくファンタジックで薄甘い青春劇として。けれど、想像通りに作品構造ゆえの弱点は克服できておらず、細かい部分は原作を読んで補完して下さい状態なのも否めません。

 文庫版の巻末解説に書いてあるんですが、著者は「物語の風呂敷は広げるけど敢えて畳まず、それでも畳んでるように見せかける」というのを狙ってるし、「敬遠していたハリウッド映画的な物語の定型に沿ったものをやってみた」ともいってます。つまり、一歩間違えば荒唐無稽でご都合主義な物語に変貌するものを文筆テクニックを駆使して成立させているのです。140分という長尺であろうと映像でそんなデリケートな扱いをする余地はないわけで、何を取捨選択するかがポイントになります。そして、『アヒルと鴨のコインロッカー』の時にも思ったのですが、中村義洋という監督はこの取捨選択が抜群に巧いのです。
 軽妙でユーモラスなセリフを吐く浮世離れしたキャラクター達は残し、リアリズムより伊坂ワールドの維持を優先。展開上どうでもいいような細部描写を削るのは当然として、自らハリウッド映画的というだけあって結構盛られてる派手なアクションや緊迫のサスペンスもバッサリとカット。ヒロインのパートや学生時代の回想も極力減らしスピード感を増しています。ただ、伏線回収が売りの作品とはいえ、たいして時間を割けなかったネタまで律儀に拾うのはいかがなものか。
 反面、いじらなくても良い所を変えて失敗するのもこの監督の習性なのでしょうか。クライマックスにおける幾つかの微妙な変更はどう考えても不必要だし、よりによってあんな古いカローラ持ち出さなくてもいい筈だし、学生時代とは違ってしまった主人公たちと末期ビートルズをかけ「ゴールデンスランバー」をiPodで繋ぐアイデアは良かったけど最後の使い古されたオチで台無しだし。

 キャスティングは脇が無駄に豪華で驚かされるんですが、とりわけ原作イメージに嵌っていたのが濱田岳でした。セキュリティポッドの設定が消えたせいで、ただの便利なお助けマンになっちゃったのは残念ですが、キュートで危うい怪人物を演じてくれました。無言の大男に扮した永島敏行もすっかり貫禄がついて濱田岳と好対照。その的確な熱演が物凄い異物感を発揮し世界観の破壊者として顰蹙を買うばかりなのが可哀想です。原作ではスパイスの役割を担ってる重要なキャラだったのに。
 一方、個人的には貫地谷しほりのアイドルと相武紗季のラジコン女の役が逆に思えました。

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(2010/08/06)
堺雅人、竹内結子 他

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TSUTAYA映画ファン賞2010

・TSUTAYA映画ファン賞2010 (TSUTAYA online)

 「毎日映画コンクール」の部門賞の一つで、一般ファンの投票で決まる「TSUTAYA映画ファン賞」。例年、「毎日映画コンクール」の選考委員と殆ど意思の疎通がないランキングに唖然とするのですが、今年も日本映画大賞の『悪人』が6位に沈み外国映画ベストワン賞の『息もできない』はベスト20圏外となっています。
 傾向として、日本映画はTVドラマ、特にフジテレビ勢が圧倒的強さを発揮。そして、漫画が原作の作品も目立ってます。外国映画はシリーズ物が席巻し、アジア映画が消滅。
 笑っちゃうのは、『アバター』を2009年の映画として集計対象外にしてること。『アバター』の公開は12月23日で去年の投票期間は12月27日までだから、これは物凄いハンデです。

【日本映画ベストテン】
1位 『THE LAST MESSAGE 海猿』
2位 『SP The Motion Picture 野望篇』
3位 『告白』
4位 『十三人の刺客』
5位 『大奥』
6位 『悪人』
7位 『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』
8位 『借りぐらしのアリエッティ』
9位 『君に届け』
10位 『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』

【外国映画ベストテン】
1位 『エクリプス/トワイライト・サーガ 』
2位 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 』
3位 『トイ・ストーリー3』
4位 『インセプション』
5位 『ナイト&デイ』
6位 『アリス・イン・ワンダーランド』
7位 『バイオハザードⅣ アフターライフ』
8位 『ソルト』
9位 『エクスペンダブルズ』
10位 『アイアンマン2』

2010毎日映画コンクール

・第65回毎日映画コンクール 受賞結果発表!

 実質的に日本のアカデミー賞に相当する歴史と権威を誇る毎日映画コンクールも報知・日刊・キネ旬に続き『悪人』が作品賞。対抗馬となる監督賞作品はヨコハマ映画祭一押しの『十三人の刺客』。ブルーリボン賞の『告白』は殆どの映画賞と同じくここも無冠となり2強からはちょっと遠い位置どり。俳優賞の方は寺島しのぶがやや鉄板な他は大混戦というのが今年の傾向か。

【主要部門賞】
 作 品 賞 『悪人』
 監 督 賞 三池崇史  『十三人の刺客』
 脚 本 賞 佐藤有記  『ヘヴンズ ストーリー』
 主演男優賞 堤 真一  『孤高のメス』
 主演女優賞 寺島しのぶ 『キャタピラー』
 助演男優賞 稲垣吾郎  『十三人の刺客』
 助演女優賞 夏川結衣  『孤高のメス』
 外国作品賞 『息もできない』

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