「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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キング・コング

 思えば今年の劇場観賞第一号映画です。大興奮した素晴らしい映画だったんですが、3時間を越える大作をDVDで再観賞するのはやはり二の足。未見の映画の処理を優先しズルズルと先延ばしに。でも、上手い具合に13分追加のデラックス版がリリースされて結果オーライ。デラックス版は追加映像に加え未公開映像もたっぷりで大満足でした。その他の特典映像はまだ観てませんが。

 二番館で三本立て映画を見てた頃の忘れていた感覚を呼び覚ましてくれたこの映画、世間の「長すぎる」との悪評を尻目にマピールさんはもっと膨らませるべきだと主張します。3部作6時間ぐらいやれるネタですよ。先ず、コングの出番を遅らせた諸悪の根源扱いの「洋上編」を海洋冒険映画にして海賊とか大海獣とかバトル要素で子供を黙らせ、並行して描写不足のラブ・ロマンスもじっくりと。コングなんてラストにシルエット出して「つづく」でいいです。で、第2部「髑髏島編」は次々と死んで行くサブ・キャラ達の人間ドラマを五月蝿い位に増やし原住民との攻防戦とかも入れれば良し。丸ごとカットしても問題ないと悪名高い巨大昆虫グロシーンもたっぷりと。そして最後の「NY編」では突如出番の無くなった船乗り達のためにコング移送の苦労話を回想形式で挿入。ついでにナルシスト俳優とコングのNY対決とか追加。クライマックスにはオペラ座の怪人のテーマを鳴り響かせながら三角関係の愛憎劇を盛り上げ・・・。あー、それは違った。

 まあ、冗談はさておき、3時間なんてあっという間のジェット・コースター・ムービーです。削るなんて勿体無い。序盤の人間描写がないと島の話はつまらなくなるし時代背景も理解できなくなります。コングの映画だってことを忘れてしまえば文芸作風で面白いんですよ、この導入部。そしてこの映画の肝である、ここだけスピルバーグが撮ったみたいな島での大アクションは一切省けません。ここでコングの激情と哀愁と男気をみっちりやらないとラストの胸に迫るラブストーリーが活きてこないのです。頭の足らない好戦的な坊やの話だって切れません。だってこれ仁侠映画ですよ(断言)。体を張って守るべき女と共に愛嬌のあるバカなチンピラは必須なのです。

 特に必見なのは恐竜大渋滞、異種格闘技・巨大猿vs恐竜軍団、恐怖の殺人昆虫にコングとヒロインのNYデートも素敵。つまり特撮全部。今回テレビで見て劇場で観れて良かったと実感。とにかく物凄く丁寧に描いていて、しかもアホみたいに全球フルスイング。もう、コングが男前すぎて悩殺されます。

 残念なのはコングをどうやって運ぶのかわくわくして観てたらそのシーンが無かったこと。最低限いかだを組むことを仄めかすとかして欲しかったです。それとラストの台詞ですね。オリジナルのコングは心の通じない獣だったんであの台詞でいいけど、今回は善玉コングなんでまるで的外れなんですよね。誰もが「違うっ!テメーのせいだっ!!」ってツッコミ入れながらエンドロールっていかがなものかと。

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