「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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トランスポーター2

 リュック・ベッソン絡みの映画を観るには3つのルールがある。
  1:疑問に思っても質問はしない
  2:伏線のことは忘れる
  3:リアリティとか考えない

 自分に厳しいルールを課し完璧に仕事をこなすのが身上の「裏の運び屋」が主人公のカーアクション&クンフー映画。続編は1作目を越えられないという定説を覆し華麗にパワーアップしてます。バカ映画だけど。それに続編になってないですよ、コレ。主人公の性格はかなり男前になってるし、「3つのルール」はどーでもよくなってるし、そもそも運び屋の仕事をしません。まあ、ベッソンが初期設定なんか覚えてるわけないですしね。よって前作観てなくても全く問題なし。

 とにかく頭を空っぽにして観るには最高の娯楽映画です。クールな禿、ジェイソン・ステイサムの大真面目な演技とリュック・ベッソン一味の荒唐無稽でツッコミどころだらけのプロットとのマッチングが素晴らしい。ジャッキー・チェンの映画みたいな香港テイストのバトル&チェイスが見応えあり。格好良くも馬鹿すぎる描写の数々を強烈なインパクトだけで繋ぎ最後まで飽きさせない脱帽の職人芸です。

 ストーリーは有って無いようなもので、それよりキャラ立ちを徹底的に重視。なんたってランジェリー姿の女殺し屋ですからね。何をどーしたらこんな狂ったアイデアが出てくるのか。何故か重要会議の場で踊ってる初登場シーンから妙に呆気ない最期まで、このサブマシンガンをひたすら乱射する悪の情婦が最高にアホらしくて素敵です。ボスも物凄く間違った剣道シーンとかいい味出してましたが、ラストバトルがグダグダで残念。
 そして、妙に頑丈なアウディを駆り、何故か警察には情報を流さず、銃は使わず無手で戦い、時折意味も無く殺人行為に走る我等の主人公。6歳児を巻き込む必然性など全く無い極めてアバウトで頭悪い、しかしスケールが無駄に大きく未曾有の大惨事な作戦を阻止すべく大活躍です。問題はトランスポーターの仕事の範疇にかすりもしないことですが。
 それと、悪の組織はあのウイルスをテロ・グループに売った方が遙かに儲かる事に気付いて欲しいです。

 B級と割り切って観る分には文句なしのアクション映画ですが、不満はカー・アクションにCG蔓延りすぎな点。隣のビルに飛ぼうが空中回転しようが構いませんが出来る限りスタントで撮って欲しいところでした。
 あとプロットが盛大に跳んでる終盤のいい加減さは凄まじいです。特に、子供との約束を果たすってのが主人公の行動原理なのに、子供の方はそんな約束(というか主人公を)すっかり忘れてるような描写で終幕ってどうなのかと。・・・おっと、それはリュック・ベッソン映画の観賞ルールに抵触。

トランスポーター2 DTSスペシャル・エディション トランスポーター2 DTSスペシャル・エディション
ジェイスン・ステイサム (2006/10/13)
角川エンタテインメント

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