「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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スネーク・フライト

 マピールさん、動物パニックもの、特に昆虫と爬虫類がワラワラ出る奴は大の苦手なのでここまで観賞を避けてましたがこれは完全に失敗。いやー、最高に面白かった!もう、究極のB級ローラーコースター・ムービー。「太平洋上、空港まで後2時間、旅客機は毒蛇だらけ」という笑えない状況でありながら始終笑いっぱなしのバカ映画。程好い阿呆らしさが実に痛快でした。

 とにかく、小学生が考案したような有り得なさ加減のプロット、生き残り組・やられ役・泣かせ要員が殆んど想像付くわかりやすい登場人物紹介、ピンチの連続のテンションを適度に緩めるオバカなシーンの按配、お約束と予想外の配分の絶妙なさじ加減、と「面白いB級映画はこうやって作るんだ」というお手本みたいな作品です。惨劇の幕開けはエロいバカップルからという定石を外さないあたり実にわかってらっしゃる。大事件だったことをスコーンと忘れさせるラストの脳天気さも素晴らしいです。
 当然、ツッコミ所も豊富ですが単純な疑問はそれなりに劇中で説明されてるのが丁寧。「こんな特殊な暗殺やったら簡単に足が付くんじゃね?」という事まで答えてくれてて笑いました。それでいて「なんで蛇?」という根本的な疑問には一切答えないあたりがグッド。

 全然気付いてなかったんですが、監督は『デッドコースター』『セルラー』のデヴィッド・リチャード・エリスなんですね。言われてみれば納得。この人は丁々発止のやりとりをテンポよく描くのが本当に巧い。個々のイベントはほぼ直球のみなのにコースと緩急でグイグイと押さえ込む豪腕投手ぶりが見事です。
 そして主演は最強のジェダイ・マスターとして御馴染みサミュエル・L・ジャクソン。明らかにこの映画には場違いな大物ですが本人は実に楽しそうに演じております。紫のライトセーバーをスタンガンに持ち替えて蛇たちを薙ぎ払うみんなのヒーローですが、よく考えると大量の犠牲はチャーター機を使わなかったコイツのせいです。着実に犠牲者を増やしつつ責任は一切感じてない描写がクール。クライマックスのブチ切れ台詞「このマザーファッキンな飛行機からマザーファッキンな蛇どもを追い出してやる!!」が最高です。このFBI捜査官のバカ映画、シリーズ化希望。

スネーク・フライトスネーク・フライト
(2007/04/20)
サミュエル・L.ジャクソン、ジュリアナ・マーグリーズ 他

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