「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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トップをねらえ!&トップをねらえ2!合体劇場版!!

 20年近く前のオリジナルはOVAの金字塔ではありますが、最近作られた続編は特にブレイクした気配も無いわけで、「なんで劇場版?」というのが正直な気持ち。公開されてた事に気付かないほど上演館が少なかったようですし、それぞれ30分6話とコンパクトなシリーズなので90分程度にまとめる必然性も薄いですし。まあ、『トップをねらえ2!』は未見だし1作目もまとめ方に興味があったので観ておこうかなと。

 まず『トップ』の方。最初に驚いたのが主題歌がオリジナルのまんまだった事です。普通、曲ぐらいは変えてキャンペーンするところを敢えて酒井法子そのまま、ほのぼのテイストのオープニングもそのまま。これは手抜きともとれるけど余計なことはしない姿勢と前向きに解釈しときます。
 で、再編集の方は1~4話で40分、5話25分、6話はたぶんノーカットで30分という配分。評価の高い4話後半以降を殆んど網羅する納得の構成です。学生時代のカシワラさんは全く出番がないので後で「誰?」って状態になるしユングのファンにとってもかなり辛い編集なんですが、シリアスなハードSF部分を抜き出す狙いなので妥当じゃないかと。残念なのは「こぼれた水はまた汲めばいい!」が無かったぐらい。高い演出力が光る終盤の怒涛の展開は健在でOVA未見のヤングにもインパクトは充分でしょう。ただ、ウラシマ効果をはじめ高度なSF知識を要求されわかりにくいのも事実で、あくまでもOVA版がお薦めですが。
 新作カットは無いけれど作画は現在でも鑑賞に耐え得るクオリティだと思います。どうするのかと思ってたちょっと特殊な6話ですが、スタンダードから急にシネスコサイズに切り替わるオリジナルを踏襲。勿論モノクロのままです。音声は新録らしくコーチの節回しにやたら抑揚がついてる。ノリコ絶叫は問題なし。ガンバスターの合体変形にもガシガシ効果音がついてる気がするけどこの辺は記憶があやふや。

 そして『トップ2』。いきなり幕間5分カウントダウンに度肝を抜かれ「DVDに必要なのか、これ?」と思いつつ本編へ。
 序盤は率直に言って引きました。作品のテイストが随分違ってて今風のスタイリッシュでよく動くアニメについてくのがキツイことキツイこと。アンドロイドと超能力者なんて前作に全く無かった要素がメイン張ってて、それもSFには違いないけど「燃え」と「泣かせ」の熱血ロボットアニメの続編がなんでそうなるの?・・・と、思ってたら後半の前作と関連させるアイデアがなかなかで、最後は「ああ、そう終わるのか。こいつはやられた。」という感じでしみじみ。映画が単品じゃダメな理由が解りました。ファンサービスとかじゃなく、完全に相乗効果狙いの作品なんですね。
 「努力と根性」といいつつ実態は「気合と思い込み」だったり、科学考証しつつ何でもありありだったり、スケールがでかいようでいて個人の思春期物語だったり、彼方此方に前作のオマージュとアンチテーゼが散りばめられていて楽しいです。OVA版から端折られた部分に他の超能力者たちのドラマがそれなりにあった気配ですがそんなのどーでもいい。必要充分な編集です。惜しむらくは満を持して登場したダイバスターの見せ場が非常に少ないことですか。副題になってるのに。

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