「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝

 今は無きジャパン・アクション・クラブの設立者・千葉真一(現在名・JJサニー千葉)と倉田プロモーション代表・倉田保昭という70年代アクションのレジェンド二人の対決が観れる親父ホイホイ映画。
 片や空手の代名詞であるハリウッドスター、片やブルース・リーと交流のあった香港クンフーの巨人。この二人の激突だけが目当てで飛びついたんだから、60代とは思えない両雄の打点の高い蹴りやスピード感より動と静のコントラストを重視した体技が見れただけで満足しなきゃなんですが、ラストの方に待ってるそれ以外に本当に見所がなかったです。中年アクション・ファン向けに作られてないのは仕方ないにしても、アイドル俳優らしき若手達のファン層とも被らないので、誰に向けて作ってるんだと言いたくなります。

 学芸会レベルの若手はどうでもいいからさっさと倉田先生とサニーを出せと思って見てたマピールさんも同情する程に終盤どうでもいい扱いをされる若者7人衆。仲間集めと修行でキャラ立てをしっかりやったのに、誰の特技も全くアクションに活かされないし、事件の解決にも殆んど寄与しない衝撃の展開。エンディングのNG集から推察するに個々の活躍はバッサリ切られた模様。聖闘士星矢で言えば、「ここは俺に任せて先に行け!」とかやってるのにそのバトルシーンをすっ飛ばされ、挙句に突然現れた五老峰の老師がラスボスと決着という流れですよ。哀れすぎる。
 まあ、7人の内マピールさんが知ってるのは、最終決戦で「映す価値なし」状態になる面白アフリカ人アドゴニーと『バトル・ロワイアル』で見かけたヤンキー娘ぐらいなんですが、調べたら殆んどが特撮番組のレギュラー経験者のようです。二大巨頭も芝居は大根なので苦労は察するに余りありますが、全くのド新人ってわけでもない若手にここまで酷い芝居させてるのは監督の問題でしょう。無駄にワイヤーアクションとか挿入してる暇に演技指導すべきです。脚本も褒めようがないですがアクション以外だとカメラワークの質が格段に下がるのも泣けます。低予算をカバーするアイデアもアイドルを魅力的に撮るノウハウも足りてません。キャストにもスタッフにも頼れる名脇役が欲しかったところ。
 あと、冒頭では気合の入った縦横無尽の大乱闘を長廻しで撮ってるんですが、テンポが悪く演舞っぽく見えちゃう上にそもそもカット割ってない事に気がつきにくいのが難。凄いハードなファイトシーンにトライした筋肉男の努力が報われてないです。
 単純にできる話を無理にややこしくしてるような纏まりの無さとエピソードのぶつ切り感を修正すればもう少し面白かった気がするので勿体無い。意外にギャグは滑ってなかったし。

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(2007/01/26)
木下あゆ美、芳賀優里亜 他

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