「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

タイムライン

 タイムスリップもの特有のあちこちに生じる矛盾については脳内で好意的に解釈すればいい。わかり易すぎる伏線も多数取り揃え、SF設定にツッコミどころが多すぎるけど、それも楽しむ材料。中世フランスの攻城戦は良く出来てて、無駄に金のかかったハリウッドパワーを存分に見せつけてくれます。演出がアレなんで妙にはらはらしないクライマックスだけど、意外に退屈しないで観れました。コイツはなかなかのバカ映画です。

 大雑把に言うとこの映画は、企業が転送装置を研究してて偶然見つけたタイムマシンで過去に飛んだ考古学教授が行方不明になっちゃったのを助けに行く物語です。舞台は600年前、百年戦争真っ最中のフランスの戦場。タイムマシンで行けるのはこの時代のこの場所限定という設定です。事を秘密裏に処理したい企業の人は、現地の知識に明るい遺跡発掘チーム(教授の弟子)に捜索の協力を要請します。救出メンバー7人はこんな感じ。

 戦闘力のある人:企業側から3名。元海兵隊で現地で活動経験も豊富。
 遺跡に詳しい人:過去に興味津々の助教授、建物に一番詳しい女学者(ヒロイン)。
 通訳ができる人:発掘チームのフランス人。半強制的にメンバー入り。
 戦力外:教授の息子(主人公)。特にスキル無し。残れといわれたがどさくさで参加

 いきなり存在価値が危うい主人公。こんな主人公が如何に活躍するのかというと、驚くべきことに全く活躍しません。特に語るべきエピソードが無いまま映画が終わります。だってヒロインにくっついてるだけだもん、コイツ。そして主人公カップルのラヴ・ストーリーも盛り上がらず。ここまで主人公がぞんざいに扱われてる映画ってちょっと記憶に無い。マイケル・クライトンの原作がどーなってるのか興味が涌いてきました。

 そして、裏の主役として活躍するのが助教授で、キャプテン・カーク並みの早業で現地の女と恋に落ち、この恋模様がストーリーの軸に成っていきます。海兵隊よりも戦闘力のある助教授と、何故か途中から平然と英語を喋る現地フランス女。この2人がいれば海兵隊も通訳も要りません。しかし、困ったことにコイツは教授救出なんてどうでもよくて自分の恋に突っ走るので、物語のテーマは崩壊していきます。その助教授のロマンスにしたって、肝心の恋に落ちるプロセスが端折られ現地女の見せ場も特に無いので、なんとも中途半端な出来に終わってしまいます。

 結局ですね、言葉も通じない戦場に命がけで教授を助けに行く理由に欠けるんですよ。自業自得だからほっとけって思っちゃうもん。

タイムライン タイムライン
ポール・ウォーカー (2005/08/03)
アミューズソフトエンタテインメント

この商品の詳細を見る
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://mappil.blog65.fc2.com/tb.php/18-6869bdc9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。