「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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ダイ・ハード4.0

 『ダイ・ハード』の1作目は完全無欠のアクション映画であり、密室を舞台にした緊張感溢れる描写の数々、孤立無援の主人公の激しいアクションに魅力的な悪役、派手で大雑把な筋立てにみえてキレイに回収される複雑な伏線などが大きな特徴でした。しかし、『ダイ・ハード4.0』にこれらの要素は殆んど踏襲されてません。むしろ方向は真逆で、良くも悪くもハリウッド映画の王道をいく作品です。だけども面白かったです。
 最初から最後まで目が離せない痛快娯楽活劇で、かつ近年稀に見るバカ映画ぶりと、観客の期待を裏切りません。20世紀末アクション映画のセオリーをきちんと押さえた演出とたたみ掛けるようなハイテンポの展開、無駄に壮大なくせにわりと迂闊なテロ集団、シュワルツェネッガーばりに不死身の主人公。色々とやり過ぎな部分がかなり楽しめました。作を重ねるごとに急速に劣化していたシリーズの4作目にしては破格の出来です。過去の作品は観てなくても全く問題ありません。

 この映画の強みは、どんなにありえない描写でも興醒めにならないバランス感覚ですね。5分に一度はツッコミ入れてるような状態なのにそれを許容させちゃうパワーがあります。「ネット万能」と言う設定自体も大嘘ですが上手くリアリティを保ってます。
 過去シリーズの事はすっぱり忘れ、ヘリを車で撃墜し生身の女に容赦なく車でアタックするワイルドでスーパーな刑事による、無制限にインフレしていく戦闘を笑いながら観るのが正しいでしょう。家族のために頑張るというコンセプトこそ残ってますが、かつてのぼやきながら頭脳で敵に挑む姿は影を潜め、妙に積極的に事件に介入する成り行き任せの肉体派になっております。もう、「世界一運が悪い」とか「死にそうで死なない」とかいうレベルじゃないですよ。

ダイ・ハード4.0 (特別編/初回生産分限定特典ディスク付き・2枚組)ダイ・ハード4.0 (特別編/初回生産分限定特典ディスク付き・2枚組)
(2007/11/07)
ブルース・ウィリス

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