「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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マイ・ボディガード

 邦題が松竹の感動もの路線「マイ」シリーズにカテゴライズされてしまった為、宣伝に惑わされて酷い目にあった女性客多数と思われるハード・ヴァイオレンス。なにしろボディガードと少女の心温まる交流という皆が期待するパートは最初の1時間のみ、残り1時間半は復讐鬼と化した男が事件の関係者を皆殺しする残虐な映像が延々と続く。敢えて名付ければ「マイ・コマンドー」とかが相応しい作品です。

 脚本は「ミスティック・リバー」のブライアン・ヘルゲランドなので救いの無いお話で後味は物凄くダーク(勿論それは僕好み)。前半部分の演技派2人の競演は文句無しで素晴らしいです。少女役ダコタ・ファニングの存在感が図抜けていて、オスカー俳優デンゼル・ワシントンですら食われる出来映え。正直、もっと二人の交流を見たかったです。一方、思いっきり好き嫌いが別れる後半の復讐劇はデンゼルの独壇場。ターゲットだけをスマートに暗殺する「仕事人」とかに慣れてる日本人としては、巻き添えをものともせずクラブを爆破しロケットランチャーをぶっ放す他の何も目に入らないバーサーカーモードのデンゼルに置いてけぼりでした。退屈は全くしなかったけどね。
 しかし、2時間半も尺があるのに主人公の過去をちゃんと描かないのが不思議です。その結果、主人公の心情はデンゼルの演技任せなので、「何故そこまでするのか?」ってのが充分には伝わってこない。そして無駄に凝ったカメラ・ワークと頭がおかしくなりそうな映像エフェクトがとても鬱陶しいのも辛いです。僕は前半も後半も美味しく戴けるクチなんだけど、このやり過ぎの演出のおかげでお腹一杯になっちゃいました。ラストも甘いし。

マイ・ボディガード 通常版 マイ・ボディガード 通常版
デンゼル・ワシントン (2005/06/29)
松竹

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