「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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ミリオンダラー・ベイビー

 ハングリーな女子ボクサーと名カットマンの老トレーナーの物語。「ロッキー」のようなスポ根映画ではなく、ボクシングの世界を題材にそこに生きる人々の悲愴な人生模様を綴るヒューマン・ドラマです。アカデミー賞って多分に政治力が影響する賞だと思ってるんであまり信用してないんですが、この作品は掛け値無しに凄かったです。演技もカメラも音楽(これもイーストウッド、このヒト多才過ぎ)も素晴らしい。

 劇場に観に行った時は「イーストウッドだから普通のサクセス・ストーリーの筈がない。」と思っていたにもかかわらず、想像以上のヘヴィ・パンチに見事KOされました。エンドロールが終わっても立ち上がれなかった。マピールさんは心が歪んでるので後味の悪い映画ってのが大好きなんだけど、流石にこの結末にはどうも釈然としないものが残りました。そんな訳で凄く好きな映画なんだけどなかなか見直す気になれなくて、DVDリリース直後に買ったのにずっと積んだままでした。前向きな気分じゃないときの観賞はお薦めできません。それにしても、この物議を醸したであろう内容でよくアカデミー作品賞を貰えたものです。

 ちょっと残念だったのは試合に関しては物凄く淡白に描かれてる事。ボクシング映画じゃないから盛り上げる必要はないと言われればそれまでですが。ヒロインが打たせずに打つボクサーファイタータイプで大半が秒殺のKO勝利なので、トレーナーの力で才能が開花したようには見えないんですよね。これがハードパンチャーだけど防御が下手なインファイターって設定なら、最初はトレーナーのカットマン能力に助けられながら、やがてディフェンス技術が磨かれて強くなっていくという二人三脚が見れるのにとか思ってしまうのは、やっぱり「ジョー」や「一歩」に毒されすぎてるのかな?

ミリオンダラー・ベイビー ミリオンダラー・ベイビー
クリント・イーストウッド (2005/10/28)
ポニーキャニオン

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