「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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ウォンテッド

 日本だと「あなたならできるわ。」 とか「ダメよ逃げちゃ。」とかで巨大ロボットに乗せられちゃうところですが、アメリカのボンクラは正義の暗殺組織にスカウトされて銃を持たされたりするらしい。けど、冴えない若造が才能発覚でバラ色人生なんて甘い話にならない所は洋の東西を問わず。主人公に待っていたのは常識外れの過酷な特訓。瀕死の状態まで殴る蹴るされて秘伝の風呂で全回復の繰り返しというサイヤ人方式のレベルアップ術なのでした。
 餌食になるのはへなちょこ男若手No.1のジェームズ・マカヴォイ、無慈悲なコーチは蜥蜴顔の女王様アンジェリーナ・ジョリーという、これ以上ないキャスティングのスタイリッシュ・ガン・アクション映画。けど、荒唐無稽のドンパチや無駄に残虐な人体破壊描写やブラックな笑いで好き嫌いは分かれそう。

 冒頭の超人バトルから始まって、こじつけ臭い主人公の特殊能力、やたらサディスティックな訓練、トンデモ設定満載の老舗暗殺組織の匠の技、超絶カーアクションにやり過ぎ気味のガン=カタと全力疾走でかっ飛ばしてくれます。構図が際立ってて面白い映像で攻めまくるし決めポーズがいちいち格好良い。特にアンジー姐さんの女ぶりが最高です。また、間に挿入される笑いのセンスも悪くないです。でも、終盤のストーリーが妙な方向に収束していき見事に失速してしまうのが残念。
 ひねりが裏目にでて凝ったつもりがありきたりな展開に陥ってしまったのでした。燃え要素が強調されてるならそれも良しですが、あのあっさりなオチじゃ感情移入は難しいです。更に根本的な敗因としては意味もなく広げすぎた風呂敷が挙げられます。神の託宣で標的を定める千年続く組織なんて無理のある設定はどう考えても不必要ですし、「曲がる銃弾」は使い手が多すぎて主人公がスペシャルに見えません。タイトルの「指名手配」に至っては本編で全然関係ないし色々消化不良。スポ根SM一点突破でバカに徹してくれれば良かったのに。

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(2009/02/25)
ジェームズ・マカヴォイアンジェリーナ・ジョリー

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