「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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トルク

 ロサンゼルスの街中を時速320キロで爆走しつつ銃を撃つ!殴る!蹴る!驚天動地のバイクアクション!!!大暴れするIQ低そうなアメリカの若者達!!!!!このぶっ飛んだ内容とありきたりのストーリーにブチ切れるか大喜びできるかで評価が180度分かれる素晴らしいバカ映画です。

 シーンの九割を喧嘩とバイクチェイスで占め、映像センスだけを頼りに1時間半をすっ飛ばす無茶な構成が圧巻。大真面目に作られてるアクション映画なのに笑いが止まらなくて困りました。時速250キロで併走する四輪2台の間をウィリー走行ですり抜けるオープニングからクライマックスのジェットバイク「Y2K」を力学無視ですっ飛ばす早送りCGアニメまで全編に渡って狂ったシーンが目白押し。その他、前半の見せ場として水着の姉ちゃんがバイク洗ってる謎のラリー会場のシーン(これは是非、来年の「multiplex」に取り入れて欲しい)、後半の見所としてヒロインがバイクでキャット・ファイトする最高に頭おかしいシーンを挙げておきます。あとラストバトルはめまぐるしい割りに呆気ない幕切れなので注意。

 ストーリーについては触れるだけ野暮。行く先々でトラブルを起こす主人公達のせいで序盤は喧嘩ばかりで話が一向に進まないし、中盤以降は白人暴走族の頭悪い作戦にはめられて短絡バカの黒人暴走族に追われる主人公御一行のバイクチェイスがテンポ良く、そして隙間を埋めるドラマ部分がだらだらと続きます。アクションシーンをつなぐ為にストーリーは存在すると割り切ってる感じ。というか明らかに監督が何も考えてない(褒め言葉)。この映画の世界では高速でバイクをクラッシュさせてもライダーは無傷というルールがあるらしくやりたい放題。クレイジーなシーンの数々を「やればできるもんだ」で片付けるノーテンキっぷり。リアリティとか必然性なんて言葉は忘れて、馬鹿馬鹿しくもお約束の展開でいかにもなアメリカ映画を満喫するが吉です。結構オマージュが入ってるから娯楽映画通はそっちでも楽しめます。

 この無駄にパワフルな新人監督の映画を今後も観たいですが、次回作があるか心配です。なにしろアメリカでは歴史的大不評、日本でも試写が04年2月ながら公開は10月と遅れに遅れたうえに速攻打ち切り。DVDを05年2月にスピードリリースして必死の回収努力を伺わせたものの10月には廉価盤落ちとセールスは大失敗に終わった模様。予算が付くとは思えんわなぁ。

トルク トルク
マーティン・ヘンダーソン (2005/09/30)
ワーナー・ホーム・ビデオ

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