「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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センター・オブ・ジ・アース

 この子供向けフル3D映画を大人がDVDで観賞する意味を見出すのはちょっと難しいのですが、ジュール・ベルヌの名前を出されると放っとけないのがSF者の性。ただし、ベルヌの『地底旅行』そのものが描かれるわけではなく、現代人が『地底旅行』に記述された空洞を発見するという半分以上オリジナルのストーリーであります。華が必要なのでガイド役も女性に変更されてますが、『八十日間世界一周』にジャッキー・チェンをキャスティングした事を考えれば全然小さな相違点ですよ。

 科学者と甥っ子と案内人という人物構成や甥っ子がはぐれる展開を律儀に踏襲してたり、ストーリーにはそれなりのリスペクトは感じられます。ただ、キッズ向けとはいえあまりにもオーソドックスなアトラクションムービーなのは困りもの。加えて、独自要素もさほど面白くないです。特に主人公達が『地底旅行』の読者という設定の弊害で、未知の世界を探検し謎を解くという冒険映画の醍醐味がごっそり失われてるのは本末転倒でしょう。現代レベルの科学常識や携帯世代のキッズのカルチャーショックを全然活かせてないのも手抜きとしか思えません。

 で、売りの映像の方はというと・・・。立体感ばっちりの岩山に臨場感溢れるトロッコの疾走、体が自然と反応するようなド迫力の食虫植物や飛び出すような古代生物。水濡れで強調されたヒロインのバストも揺れまくる。そういう演出が為されてるシーンなんだと脳内で3D映像を補完しない限り、ノーマル映像はかなりしょぼいのが辛いです。古典SFまんまの科学ネタが子供だましなファンタジー色が強めるばかりなのに苦笑したものの、「キノコの森」とかベルヌ世界の再現はなかなか見事だったので個人的にはわりと満足。

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