「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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ハンコック

 “ぶん殴って世界を救い続ける男”ウィル・スミスによる、酔いどれでがさつで傍迷惑で嫌われ者のスーパーヒーローの更正物語。傍若無人ぶりを笑って楽しむ王道パロディから覚醒の燃え展開かと思いきや、終盤で明後日の方向に舵を切って度肝を抜いてくれました。ウィル・スミス映画は風呂敷を目一杯広げておいて最後ヘボというのが多すぎます。

 ハンコックのキャラ設定が面白くハチャメチャな活躍も馬鹿馬鹿しくて楽しかったです。実質80分強を一気に突っ走るので退屈する暇もありません。が、終わってみれば圧倒的な物足りなさに唖然呆然。「おっ、意外な展開!」「ここでホームコメディかよ!!」「更に意外な設定!!!」「なんかシリアスなラブストーリー発動!?」「まあ、一山越えてここから・・・えっ!これで終わり?」と、こんな感じで2時間の映画の残り30分を丸ごとカットしたかのごとくグダグダに終劇。前半の話とも繋がらなければ急展開後の話も解決せずラスボスも不在のままに。ここまで違和感を隠さない投げっぱなしは珍しいです。

 強引なシフトチェンジが大失敗だったのは間違いないんですがアイデア自体は悪くなかったと思います。ただ絶望的に調理が下手。明確に悪の組織を存在させて人間として生きるかヒーローとして生きるかにテーマに絞れば、迷惑をかけてでも戦い続けるコミカルな話に仮面ライダー的な芯が通ったと思うのですが、「ハンコックの謎」が尺の短さの割りに無駄な設定ばかりで全体がぼやけた印象。あれだけのスペックを持つ超人の相手が一般の犯罪者だけで、賢くカッコイイ敵や狂言回しの珍キャラも出てこないとなると尻すぼみは自明でした。あと、囚人達とか警官達とかバスケとか子供とかを終盤に活かす展開を考えて欲しかったところ。

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(2009/01/28)
ジェイソン・ベイトマンウィル・スミス

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