「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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デス・レース

 レーサー同士の殺人バトルのみならず善良な市民を轢き殺しその数をも競うというイカレた設定で70年代に一世を風靡した『デス・レース2000年』のリメイク・・・なのですが、「ヒャッハー!」 な無法行為は大幅に削減。必然性も無しに脱ぐ女性ドライバーも敢え無くリストラ。21世紀仕様のデス・レースはすっかり毒を抜かれており、有料ネット配信のコンテンツとして囚人たちが刑務所主催で命がけのマリオカートをやらされる話になっております。一応はオリジナルと同じ名前の登場人物が配置されているものの内容には殆ど接点無くリメイクした意味がさっぱりわかりません。

 とはいえ、マシンガンだオイルだナパームだとパワーアップアイテムを拾ったり巨大な中ボスが登場したり、TVゲームのノリで繰り広げられるのは残酷バイオレンスな血みどろバトルです。この頭悪そうな設定のカーアクションに主演がジェイソン・ステイサムとくれば、リメイク云々を抜きにB級バカ映画の期待が否が応でも高まるところ。ところが意外と弾けきれません。何故かというと折角並べた凶悪犯罪者たちにマッドな個性が無く、多くが群衆キャラ同然に見せ場無く間引かれるためです。サバイバル・レースの醍醐味である1台また1台と殺人マシンが消えていくくだりを手抜きされちゃカタルシスは得られません。ストーリーなんか予定調和で構わないんですが、アホらしい駆け引きと死に様にもっと趣向を凝らして欲しかったです。ツッコミ甲斐のない終盤の超強引展開も残念。

 ただ、スタントによる本格的なカーアクションの迫力は見事でした。存分に質量を感じさせる装甲車両のぶつかり合いで度肝を抜き、派手な銃撃と豪快な爆破の連続で畳み掛け、レースシーンも疾走感に溢れているという、劇場で見たらかなりの臨場感だったんじゃないかと思わせるリアルでダイナミックな映像が目白押しです。荒唐無稽のバカ映画にそんな真面目な演出を盛り込まれても困ってしまうのですが・・・。

デス・レース [DVD]デス・レース [DVD]
(2009/04/24)
ジェイソン・ステイサムナタリー・マルティネス

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