「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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ゲット スマート

 60年代のアメリカTVドラマ『それ行けスマート』の映画化。舞台を現代に置き換えてのリメイクですが微妙にネクスト・ジェネレーションの風情も。主人公が属する秘密諜報機関には靴電話を駆使したスパイがかつて存在したようなのです。そんなわけで先代との縁については特に触れられませんが、21世紀のマクスウェル・スマート氏も「86号」を襲名しセクシーな「99号」を相棒にコミカルなスパイ・アクションを繰り広げる内容となっております。
 『オースティン・パワーズ』のようにお下品でアクの強い笑いではなく、ドリフのコントみたいなわかりやすい小ネタを散りばめたスタイルなので日本人でも単純に笑えるし意外にアクションも出来が良いです。下ネタも少な目なのでファミリー観賞でも安心。本作を観るまで知りませんでしたがオリジナルには「喜劇王」メル・ブルックスが一枚噛んでるんですな。

 何の予備知識が無くても問題なく楽しめると思いますが、『ミッション:インポッシブル』を押さえておけば喜ばしく、「007」シリーズ、特に『ムーンレイカー』を観てればなお良し。神出鬼没の「13号」ネタなど当時のお約束もかなり踏襲してるのでオリジナルも知っていれば言う事無しです。
 携帯電話が普及しあろうことか「スマート・フォン」なんてものまで存在するご時世に「靴型無線機」が売りのコメディをやるとなれば40年間の技術の進歩との折り合いが難しいわけですが、現代風にアレンジしたり古いアイテムのまま無理なく使ったりスパイ・グッズの見せ方が巧みで感心しました。ギミックの馬鹿馬鹿しさもそそります。

 クスクス笑いを絶えさせないギャグの連発から展開はスパイものの定番を辿り、後半には気合の入ったド派手アクションも用意されてます。しかし、元々がシチュエーション・コメディという性格上ほぼ「86号」に依存した笑いなため、彼が真面目に活躍すると物語が少しダレてしまうというのが皮肉。オチの弱さが全体の印象を大きく損なう結果になってしまったのも残念。
 アクションやダンスを難なくこなしポーカーフェイスからとぼけたギャグを繰り出すスティーブ・カレルと、カッコいいスーツやタイトなドレスを着こなしシュールな雰囲気を際立たせつつ若干のお色気をスパイスするアン・ハサウェイのコンビは絶妙。一方でオリジナルでは「99号」並の重要キャラなチーフを演じたアラン・アーキンが期待ほどの怪演ではなく物足りませんでした。もっと見せ場があって然るべきなんですが。

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(2009/03/11)
ドウェイン・ジョンソンマシ・オカ

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