「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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ホースメン

 『ソウ』並の直接描写は不要だけどあれと同じぐらいに痛みを感じさせる演出がないと今時の恐怖映画は成り立ちません。『羊たちの沈黙』をやりたいのならレクター博士並の猟奇なバックボーンと美学が無いと辛いです。そして、『セブン』の雰囲気を出す為だけに聖書ネタを引っ張ってくるのはいいかげん止めるべきなのです。派手な死体を用意しても奇抜なアイデアや説得力のある犯行動機が無い上にオチがバレバレとくればモヤモヤ感が残るだけです。マイケル・ベイ率いるホラー制作チームによるオリジナルのサイコ・サスペンスという事で観てみましたが、端的に言って駄作以外の何者でもないですな。

 一生懸命ホラー映画のリメイクに勤しんできたマイケル・ベイともあろう人がこの程度の脚本にゴーサインを出すってのが信じられませんねぇ。わざわざ高いギャラを払ってチャン・ツィイーを起用しながら中途半端な扱いをしてる点を鑑みると制作中に構想を変えざるを得ない何かがあったんだと推測しますが、それにしても・・・。

 ツィイーの演技は確かに新境地で面白いんですが、いかんせん設定が薄っぺらで伏線ほったらかしだし、後半の話に全然絡まない点が非常に残念。状況からしてあの程度であの女が満足しちゃうってのも腑に落ちないです。物語よりもアラサーの彼女が18歳の役を演ってると言う事実に驚愕させられるってのも酷い。
 それと、家庭を顧みないダメ父役のデニス・クエイドが、仕事に家庭に頑張ってる良きパパにしか見えないのも問題。演出が間違ってるってのもありますが、それ以上に『デイ・アフター・トゥモロー』や『オーロラの彼方へ』のイメージが強すぎますね。

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デニス・クエイドチャン・ツィイー

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