「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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コラテラル

 タイトルの意味は「巻き添え」。5人の殺しを請け負ったヒットマンに借り切られたL.A.のタクシー運転手が事件に巻き込まれ一晩の運命を共にする物語。とにかく渋いサスペンスです。個性派俳優2人が熱演し、雰囲気良し、アクション良し、音楽も概ね良し、なのに脚本が物凄く酷いです。

 トム・クルーズ扮する殺し屋さんはこんな人です。キャリア6年の凄腕フリーランスでクライアントにも顔を知られていない用心深い男・・・でもサイレンサーを使わずに街中で銃をぶっ放します。殺したタクシー運転手に罪を被せて何の痕跡も残さないプロです・・・胸に2発と頭に1発撃ち込んで確実にヒットするんで特徴的ですが。ターゲットは暗記せずに資料を直前チェックするだけで犯行は殆んどアドリブでこなします・・・第一殺人で早々とタクシーの運ちゃんに正体バレ、フロントガラスを損壊しトランクに死体を積んだタクシーに乗り続け、第二殺人では無関係な通行人2名を殺害。道中2回も大事な資料を置き引きされるし、その他いろいろ迂闊すぎです。
 どう見ても素人以下の無差別殺人男でおまけに超タフです。ターミネーターですか?

 なんで組織に車を用意させずにタクシーを使うのか?って事と、こんな性格の殺し屋がなぜ正体を知ったタクシー・ドライバー(=ジェイミー・フォックス)を生かし続けるのか?という答えが最後まで見出せませんでした。脚本の人はちゃんと仕事してください。 あと、FBIや刑事の対応も頭悪すぎます。タクシーをマークしてた筈なのにターゲットの前まで侵入を許し挙句タクシーで逃走されてロストってなんですか?非常線も張ってないみたいだし。
 最後の方はご都合主義連発で萎え萎えでした。ジェイミーが命をかける理由が弱いし、あっさり終わりすぎるし。
 そもそも、この話は運ちゃんが主役であるべき話なのにトムのアクが強すぎです。熱血野郎のトムにクールな殺し屋ってのが松岡修造に汗をかくな!黙れ!って言うぐらい無理な話なワケで。

 散々文句を言いましたが、会話劇としてみればウィットでユーモアに溢れ、なかなか含蓄に富んだシーンが多々ありです。まるで違う二人の人生が一晩を過ごすうちに互いに影響を受け大きく変化すると言うメイン・テーマもよく描けてると思います。なにより、トムのガンアクションが流れるように美しいです。期待値の高さからするとがっかりでしたが、B級アクションとしては良作だと思います。
 ところでL.A.って処は鹿やコヨーテが普通にいる街なんですかね?

コラテラル スペシャル・コレクターズ・エディション コラテラル スペシャル・コレクターズ・エディション
トム・クルーズ (2005/12/22)
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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