「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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SAW2 ソウ2

 論理パズル的サスペンスの傑作「SAW」の続編。先ず、大事なのは必ず一作目を先に見る事。前作で残った疑問の答えがいくつか出るなど話が繋がってますし、前作の肝だった連続猟奇殺人犯“ジグソウ”の正体を知ってしまうのはあまりに勿体無いです。

 さて、続編モノは大抵失敗すると相場が決まっているわけですが、この作品は例外で充分に満足のいく仕上がりでした。凄すぎた前作に比べると若干見劣りしますが、犯人バレの状態で幕が開く厳しい状況を考えればクオリティは決して低くありません。前作より謎解き要素が薄まったのは残念ですが、残酷シーンを増量しサスペンス・ホラーとしてリニューアルされており、またまた凄いドンデン返しが待ってます。いいところまで推理してたんですがまた騙されました。
 伏線拾い好きとしては褒めたいポイントがたくさんなんですが、ネタバレせずに語れないのでパスして以下マイナス面のお話です。

 先ず、「ゲーム」をプレイしないキャラが多すぎです。ゲームのルールに従おうとしないで自滅するならともかく、ゲームを発見できずに時間切れするってのはダメですよ。自分が試される理由を理解しないで死ぬわけだから“ジグソウ”の哲学に反する筈です。
 一方でまんまと罠にかかるバカも多すぎ。普通はもっと警戒する筈なのに。脳ミソ筋肉っぽい暴走ハゲが実は一番賢いってのも演出的にどうなのか。
 前作では“ジグソウ”の揺さぶりが絶妙だったので追い込まれていく様に説得力があったけど、今回はシナリオ通りに詰まない可能性も多分にあったと思われ、脚本に粗が多くご都合主義に感じる部分もありました。トリックも他所から借りてきたみたいなヤツで斬新さに欠けるし。
 それでも手に汗握る展開とハイスピードで畳み掛ける謎解きで面白くしちゃうのは凄いです。繰り返し観ると深みが出てきたり、続編に繋がるっぽい謎が残されてる点も相変わらずです。

 それと、何故こんな簡単な謎が誰も解けないんだと首を捻った金庫の番号探しの「頭脳の後ろ」ってヒント。これは日本語字幕が腐っててネタバレ過ぎなんだそうです。英語では「the back of their minds」でmindは「心」と「頭」のダブルミーニングなんだとか。他にも劇中にダブルミーニングがいくつかあるみたいで英語を解せない身としてはこの辺が辛いところです。Rainbowファンのマピールさんは「虹の向こう」で「オズの魔法使い」は直ぐ連想できたけど。

 ところでこの映画、「遺作」というゲームに物語構造がよく似てると思う・・・と若かりし頃のエロゲー歴をカミングアウトしてみたり。

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ドニー・ウォールバーグ (2006/03/17)
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