「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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タナカヒロシのすべて

 平凡に生きてきた不器用な男が次々と起こる不運に翻弄され、このままじゃダメだと立ち上がり・・・てな感じの予告編が面白そうだったんですが、マピールさんが期待したその先の物語はそこには無く、さわりだと思った予告編はダイジェストだったのでした。つまらないわけではないけれど面白いかというと微妙な作品。登場人物を皆少し変な人にして平凡な日常を描いたシュールな映画です。

 変わり者と思われながらも誰にも干渉されず平凡に暮らす事を望んでいたタナカヒロシに襲い掛かる不運の殆んどが、実は人生で誰もが否応なしに向き合わなければならない責任というヤツなので意外にシリアスなのでした。ドタバタものを期待する人にはお薦めできません。哀れで切なくちょっと前向きになれるハートフル・コメディです。でもちょっと物足りない。脚本を練ればもっと面白くなりそうな予感が付き纏う小品でした。

 マピールさんは主演の鳥肌実という芸人さんを全く知らないんですが、なかなか存在感のある怪演でした。そして、地味な単館系映画にしては有名な俳優ばかりが脇を固めてます。まあ、助演タイプの人たちばかりなんですが豪華です。しかも大半はスポット出演に近い。贅沢です。「コーヒー・ルンバ」をはじめとする昭和歌謡などの選曲もセンスがいいです。

 最大の問題はマピールさんの中の人がまさに平凡で無趣味で人付き合いの悪いタナカヒロシ的な生き方・・・正確には、このままじゃダメだと思わなかったタナカヒロシがその後たどるであろうダメ人生に近い領域に好んで生息していることです。意外と女にモテるという設定が決定的に違うところですが。全く洒落にならない。

タナカヒロシのすべて デラックス版 タナカヒロシのすべて デラックス版
鳥肌実 (2005/11/23)
ジェネオン エンタテインメント

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