「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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香港国際警察 NEW POLICE STORY

 やっぱりハリウッドの連中はジャッキー・チェンの撮り方を解ってなかったと痛感させられた香港クオリティの快作です。ここ10年間では間違いなくベスト。見事な体当たりアクションを披露するジャッキーが帰ってきました。

 ジャッキー率いる警察の精鋭チームが凶悪な犯人グループに壊滅に追い込まれ、屈辱と失意でジャッキーは酒浸りの日々、そこに前向きな若い相棒が現れて・・・という、序盤の典型的バディ・ムービーな展開に、ジャッキーも遂にアクションは若手に譲ってサポートに徹する時が来たかと思いきや、中盤からいつも通り孤高のエース振りを発揮。流れるような格闘シーンでは他の俳優とまるで違うレベルの「受け・止め」技術に驚かされました。
 ストーリーもこの辺からヒートアップが始まり、リアリティより豪快さが売りの香港テイストで、銃撃戦・カーアクション・無駄にデカイ爆発・カラフル小物が散乱するバトル・お約束の転落と詰め込んで最後はきっちりNG集で締めます。NG集の前には本編なんて刺身のツマなのが香港アクションの醍醐味。さすがに命綱ついてるけど当然ジャッキーはスタント無しでトライなのです。ビルから落下するジャッキーに魅了された中学生が腹の出たオッサンになっても、依然としてジャッキーはビルから落ちて精神年齢中学生並みのオヤジを喜ばせてるんだから驚愕です。

 だけど、両手を挙げて喜んでられるほどの傑作ではないのも事実です。ストーリーのあちこちに綻びがあるのはご愛嬌として、シリアス路線で行くなら徹底的に猟奇的なテンションを保つべきだったと思います。話が進むに従い犯人達はスケールダウンしていくし、警察は面子をかけて捜査に当たっているにしては馬鹿過ぎて迫力がありません。中途半端にコミカル・テイストが混ざるのも緊張感が薄れる原因です。最終的に爽快でもなければ哀愁も漂わない、ただアクションを堪能したってだけの映画になってます。たぶん、香港若手スター豪華勢ぞろいなんでしょうが、悲しいかなジャッキー以外見るべき所が無いですし。
 そして、ラブ・ストーリー。もう、そこは若手に任せていいんですよ。部下の姉と婚約してるなんて設定はどう考えても40歳前後までの配役です。そこに50歳過ぎのジャッキーが収まるのは無理ありすぎ。素直に親子設定じゃダメなんですか?

香港国際警察 NEW POLICE STORY (通常版) 香港国際警察 NEW POLICE STORY (通常版)
ジャッキー・チェン (2005/08/26)
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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