「Wring that Neck」

DVDで観た映画の感想

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ブロークバック・マウンテン

 1960年代のカウボーイの同性愛物語。映画賞総ナメの話題作にして米国保守層猛反発の問題作です。しかし、見終わった直後の感想は正直「噂ほどではないな。」でした。絶賛を集める理由がいまひとつ理解しかねます。実にアカデミー賞的なアメリカらしい映画だとは思いますし、撮影や演技も素晴らしかったしお話に深みもあって面白いんですが、あまり感動はしませんでした。とりあえず生理的嫌悪感は付き纏ったんで、自分はノーマルなんだと確認できて良かったです。

 ああ、感想が書きにくい。よく考えたら、そもそもマピールさんは同性愛以前に恋愛映画そのものが苦手だったのでした。だから、たぶんこれがヘテロの不倫映画だったとしても上手く理解できない筈で、ましてや劇中の男どもは只のホモじゃなくてバイでして、その心理はちょっと想像つかないです。「よりによって旦那の浮気相手が男ってのは奥さん可哀想だなぁ。」と思いつつ「でも女には悪いけど、男だけでつるんでガキのように遊ぶってのはあるよなぁ。性行為に発展はありえんけど。」ってな陳腐な感想しか浮かばないのです。

 ゲイの悲恋って要素を除けば、失われていく古き良き時代の悲哀の物語であり、淡々と描かれる前半の二人の共同生活シーンは一昔前のカウボーイの仕事がどういったものなのかわかって面白いです。ロデオの世界もよく知らないので新鮮でした。両者が妻を娶った後は、美しい大自然と無機質な町の対比が秀逸でした。
 役者がみんな凄い熱演で、特に主役のヒース・レジャーは寡黙な人物を演じてるのに少ない描写で感情を表現するのが物凄く上手いです。映像で語るアン・リー監督の作風を見事に支えてます。メインの男女4人ともヌード有りってのも今時のアメリカ映画にしちゃ珍しく、そういう意味でも凄く頑張ってます(濡れ場はさほど多くないんですけどね)。

 うーん、無意識に賛辞ばかり並べてるところを見ると、やっぱり名画なんですかねぇ?世間の雰囲気に騙されてるだけですか?観賞後の第一印象がイマイチだったわりに、なんか現在もジワジワと来るものがあるんですよね。評価に困る作品です。

ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション
ヒース・レジャー (2006/09/22)
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